皇紀二六七五年楠公祭

皇紀二六七五年楠公祭

本日、乃木希典大将ゆかりの乃木神社において楠公祭が執り行われ、大日本愛国党からは有志二名が参列しました。

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楠公祭は鎌倉末期から南北朝時代に活躍した武将楠木正成公の遺徳をたたえるお祭りで、正成公が戦死した1336年5月25日にちなんで毎年開催されている。20150525_085314350_iOS

その後、「靖國祭祀の原型としての楠公祭」を國學院大學名誉教授大原康男先生の講義を拝聴しました。

内容を掻い摘んで話せば、楠木正成の「軍略・知謀の人」「道徳的に完成した英傑」といった二面性の案内。

太平記によって吉田松陰に影響を与え、尊王思想+攘夷思想(ペリー来航が原因)から激烈な尊王攘夷思想となり、幕藩体制を超えて天皇の伝統的権威の下で新国家体制を目指す精神的エネルギーとなったこと。
また天智天皇、藤原鎌足、菅原道真、楠木正成、徳川家康、徳川光圀の忌日を祭日として庶民に祀らせる草偃和言や真木和泉の経緯愚説、毛利敬親、徳川慶勝等の提唱した招魂祭。
そして新たな社祠・東京招魂社(靖國神社)・湊川神社の創建となった。

実に面白いお話しでした。

また靖國神社8代目宮司 湯澤 貞氏も見えられお祝辞を述べられておりました。20150525_112326519_iOS

我々大日本愛国党党員は楠木正成と楠氏一族の忠義心を学ばせていただきました。